Q.保険はきくのでしょうか?
Q.矯正費用はなぜ病院によって、同じ矯正でも何十万も価格が違うのでしょうか?
Q.矯正費用を知りたいのですが?
Q.治療はどのように進んでいくのでしょうか?
・保険はきくのでしょうか?
矯正治療でも保険が使える治療があります。現在保険治療が認められているのは以下の2つです。
この治療を必要とされる方のみ保険が使えます。その他は保険外治療となります。
(1)唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)と診断された場合
先天性の病気で生まれながらにして上くちびるから口と鼻を隔(へだ)てている上あごに亀裂(きれつ)がある症状です。
(2)アゴを切る手術を伴う矯正治療が必要と診断された場合(顎変形症)
上下のアゴの位置関係に大きなズレがあり、アゴの骨を切る手術をしないとしっかり噛むことのできない症状です。
・矯正費用はなぜ病院によって、同じ矯正でも何十万も価格が違うのでしょうか?
矯正治療は唇顎口蓋裂の場合とアゴを切る手術を伴う矯正治療が必要と診断された場合以外は保険治療がききません。自由診療になります。「自由診療」とは公的健康保険(健康保険証)を使えない治療、または使わないで治療を受け、すべての治療費を自己負担することをいいます。歯科医院はこの自由診療の治療費を各医院で自由に設定できます。
国立大学病院は全国で統一されているようです。
私立の大学病院、個人病院などは個々に費用を決定しています。
それでは高い費用の医院はどうして高いのでしょう?
同じ治療に感じても、各病院で扱っている矯正装置のメーカー、材質などが違う場合もあります。
同じメーカー、材質なのになぜ?というケースもあると思います。
各医院、病院の規模の大きさによっても私設維持費や人件費が違ってきます、宣伝(看板や新聞広告、パンフレット作成、業者HP依頼)費用なども理由の一つになります。技術料を高く設定している場合もあります。
当院の費用は以下の通りになっています。
1 初診相談 ¥3,000
歯周病やムシ歯をみるためのレントゲン撮影をし、矯正治療の相談をします。
・咬合精密検査が必要な場合 ¥52,500
口腔内写真やセファロX線撮影(矯正用レントゲン写真)、CT検査、口腔内模型制作
・矯正の為の抜歯が必要な場合 1本 ¥5,400 難抜歯 1本 ¥10,800
・顎関節治療が必要な場合 装置料 ¥262,500 調整料 ¥5,400
2.矯正治療費
小児矯正 (すべて永久歯に 生え変わっている 場合は成人矯正に なります) |
矯正費用 |
治療適応時期 |
毎月処置料 |
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15万円〜25万円 | I 期治療(乳歯、混合歯列期前期治療) | 5000円/月 | ||
20万円 | II 期治療(I 期治療後、永久歯の治療が必要な場合) | 5000円/月 | ||
成人 矯正 |
歯の外側に つける装置 |
矯正費用 |
治療適応時期 |
毎月処置料 |
45万円 | メタルブラケット 金属の装置 |
5000円/月 | ||
55万円 | 白いワイヤーの装置 |
5000円/月 | ||
歯の裏側に つける装置 |
100万円 | リンガル 見えない装置、歯の裏側 | 1万円/月 | |
マウスピース (目立たない) 矯正 |
40万円〜75万円 | アクアシステム(クリアライナー) ブラケットやワイヤーを使用しない装置。前歯の部分矯正に向いています。 |
5000円/月 | |
インプラント矯正 |
インプラントアンカー 3万円/アンカー1本 それと矯正装置代 |
矯正の固定源として利用します 。 (通常アンカー2本必要となります) | 5000円/月 |
※補助的な装置が必要な場合、上記の費用以外に装置代がかかります。
当院では矯正を高額のためにあきらめてしまい、適正年齢で受けられなかった患者さんを診ていて、もっと適正年齢でうけてもらいたいという考えから、費用を設定させていただいています。
矯正装置・治療に対しての費用は目安とお考え下さい。(患者さんによって状態が皆違うためです。)