チタンインプラントとHA(ハイドロキシ・アパタイト)インプラント

チタンインプラントとHA(ハイドロキシ・アパタイト)インプラントの違い。インプラントは歯茎の中に人工の歯根を埋め込みます。そしてあごの骨と結合することで自分の歯と同じ様に食べ物が噛めたりするのです。人体に埋め込むものなので、拒絶反応などが出る素材であってはいけません。そしてインプラントの人工歯根には親和性の高いチタンが素材に使われています。チタンインプラントはその名前のとおり、純度の高いチタンの素材でできています。それではHAインプラントとはどのような素材でできているのでしょうか?実はHAインプラントもチタンで出来ています。チタンの周りに、あごの骨と結合する面にハイドロキシ・アパタイトがコーティングされているのです。

HAインプラントとチタンインプラント、結合の違いについて

●あごの骨と完全に科学適合するHAインプラント。HAインプラントは化学的に骨と結合(バイオインテグレーション)して生体の骨と一体化していきます。ハイドロキシアパタイトは骨と積極的に結合する生体活性素材なのです。人工の骨(頭蓋骨、脊髄の一部)の素材にも使われています。生体骨と積極的に結合していこうとする素材なので、チタンインプラントと比べて早く結合します。チタンインプラントよりも治療期間が短くなります。そして顎の骨の状態が不良でチタンインプラントでは難しい場合や不可能な場合でもHAインプラントで施術可能になる症例もあります。 ●科学的な適合ではないチタン製インプラントの結合。チタンインプラントはHAインプラントのような科学的な結合はありません。顎の骨とインプラントは電子顕微鏡レベルでは完全には結合(オッセオインテグレーション)せずにくっついているイメージなのです。金属は酸素に触れるとどんどん内側まで酸化します。骨に埋められたチタンも同じで、酸化して酸化膜がどんどん厚くなっていきます。そのチタンインプラントの酸化膜と血液、生体の分子などのいろいろな結合力が働き、時間をかけて骨と結びついていきます。チタンインプラントの周りを骨が時間をかけて取り囲んで固定されている状態を結合と考えています。チタンインプラントは強固にくっつくまで時間がかかることが容易に想像できます。

HA(ハイドロキシアパタイトをおすすめする理由

***ハイドロキシアパタイト・インプラントをおすすめする理由***インプラントはあごの骨との結合が大切です。HA(ハイドロキシ・アパタイト)インプラントはこの結合の面で、チタンインプラントと比べてすぐれているのです。●ハイドロキシアパタイトはチタンインプラントに比べて骨と結合するまでの期間が短いので治療期間が短くなります。●骨とインプラントの土台のすきまがあいていると結合しにくいがハイドロキシアパタイトの 場合はすこし隙間が開いていた場合でも積極的に結合しようとする性質があります。●結合が速いので、抜歯をしてすぐにインプラントを埋め込むことも可能になりました。 ※あごの骨の状態や歯ぐきの状態、健康状態によっては難しい場合もあります。早くて科学的に骨と一体化する結合力、顎の骨と人工歯根を積極的に結合するHAインプラントの使用率、支持率は、歯科先進国である米国では非常に高くなっています

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